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体験レポートExperience report

季節のワークショップ 2016/ 10/10


暑さと湿気の影響

秋のワークショップ今年は何度も、台風が日本を横断しました。
9月の日照時間は極めて少なく、日差しの少ない夏となりました。
気温の変化も激しく、数日前までは冷房が必須なほどの蒸し暑さかと思えば、ワークショップ当日は涼しい一日。

こんな気候の変化の名残が、身体にしっかりと痕跡を残していることを学んだのが、今回のワークショップです。

今の季節は、汗をかくほどの気温はありません。そのため、夏場に汗として排泄していた水分を、腎臓から膀胱に落とし尿として体は処理をしています。(胃も水分排泄を手伝うので、秋は胃酸も増えます。)
そのため、腎臓と膀胱にかかる負担が大きく、その関連個所の症状が出やすくなっています。
最近増えてきた、のどが痛む等の症状は、腎臓系統の症状ですね。

そして何より、夏の暑さと湿気が、身体に大きなダメージを残していることがあり、その影響は、背中の左右のバランス異常として現れてきます。

通常、身体の左右のバランスが崩れても、睡眠時に寝返りをうつなどして修正されます。それでも修正しきれない状態が続くと、疲れが取れにくい体調が続き、やがて風邪に入ります。これは、発熱によって硬直した筋肉を緩め、左右差のリセットを行うための調整機能です。

今年は、未だに足の関節痛や膝の腫れ等が続いている方が多く、これらの症状は「夏のツケ」によるものと、整体では考えます。

背中の左右差を修正

夏の湿気と暑さによって、いまだに続く症状を、整体ではどう対処するのか。
その方法が、講師の早川先生によって指導されました。

『二指の硬直をゆるめる』方法です。
脚関節の腫れや痛み、むくみなど、その症状を聞くと、私達はすぐに「じゃあ、脚を揉みましょうか」とか、「足を引っ張りましょう」など、つい症状に振り回されがちです。
しかし整体は、症状ではなく、原因となる一点を探します。
それが、背中の二指の硬直です。

1月のワークショップで『背部寄せ』を行いましたが、あちらは三指を中心に寄せる技です。
今回は、背骨の横に走る三つのラインのうち、二指と呼ばれるラインの硬直を緩めます。

模範の型まずは早川先生が、お手本を見せます。
座位の構えから、相手の背中に掌をあて、背中の左右の傾き具合や硬さを確認します。
そして二指を追いかけながら、硬直したエリアを探します。

硬いところを見つけると、ついその部分を刺激したくなりますが、今回の二指の修正では、硬くなった部分の始まりと終わりの二か所を、とらえていきます。
二指の硬くなった部分を緩めても、それは一時的なもので、すぐに戻ってしまうからです。

硬直エリアの前後、つまり起始と停止をとらえることで、初めて背中の左右差は修正されます。

構え方と要点を教えていただいたところで、実習開始です。
まずは、一般の参加者や会員さんは、体操指導者や道場生の技を実際に背中で受けてみることから始めます。

実技・二指の硬直の調整

普段あまり触ることのない背中ですが、こうして丁寧に触れられると、自分でも硬いところや感覚の鈍いところがよく分かります。
そして、「ここ」というところを、中指でフッと抑えられると、何とも言えない気持ち良い一点が背中に浮かび上がります。

二指の調整の実技練習技法を体感したところで、今度は交代です。
みなさん慣れない手つきで背中に触れていましたが、硬直はわりと容易に見つけられたようです。
しかし、硬直の終わりと始まりを探すのは、少し難易度が高かったようで、二指の線上を行ったり来たりしながら探しておられました。

上手に急所に指が入ると、受け手は何とも言えない快痛を感じます。
「あ〜そこそこ」という感じです。

相手の力を呼び起こす

硬直の起始と停止は、筋肉が弛緩しています。この弛緩をとらえるのが、整体のプロの技法です。
「揉んで硬直を緩める」というところから、一段階ステージが上の技術になります。

今回のワークショップでは、この弛緩の取り方のコツが説明されました。
指の当て方や、力を向ける角度など、説明し始めると無数の要点が存在します。そのため同じ「弛緩をとらえる」技術でも、初学者から上級者まで、それぞれが自分の出来るレベルで練習に取り組みました。

弛緩した部分を上手くとらえると、相手の中から反発する力が指に当たってきます。
この「相手の力を呼び起こす」ことが出来さえすれば、あとは相手が自分で身体を変えていきます。

一般の方向けの練習でしたので座位で行いましたが、プロは相手の背中を跨いだ構えで、この技法を行います。いずれにしても、今回もプロ講座と変わらぬ授業内容でした。

ここまで隠さず、技法を公開してしまうとは・・・
恐るべし、季節のワークショップ。

次回のワークショップは、来年1月です。

(レポート・松本英樹)


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